厳しい環境で磨かれる『さっぽろ藤野ワイナリー』の優しげな杯に酔ってみたい
「栽培限界で育てられる作物は、実はストレスが掛かっているからこそ美味しくなるんです。環境が厳しい分、味により厚みが出ますし、ぶどうならワインになったときにきれいな酸が感じられます。そこは北海道という土地がプラスに作用していると言えそうですね」。食糧自給率200%を誇る広大な北海道。「さっぽろ藤野ワイナリー」醸造責任者の秋元崇宏さんが、寒冷地ならではの苦労話も交えながら語った言葉である。
北海道はぶどうの産地である空知エリアや後志エリアを中心に、ワイナリーが急増している地域だ。
そのなかでも「さっぽろ藤野ワイナリー(以下「藤野ワイナリー」)」は、札幌中心部から車で30分ほどの距離にある。ワイナリーの周囲に広がるエルクの森とパークゴルフ場は、併せて約7万坪(東京ドーム4.6個分) の広大な土地。同社のぶどう畑や200種類以上の草花が美しい田園風景を描いている。
自然を眺めながら藤野ワイナリーのワインと共に食事を楽しめるカフェレストラン「Vigne(ヴィーニュ)」も併設されているので、訪ねて行きやすい。
さらに自然派ワインとしては醸造量が多く、全国のワインショップにある程度流通しているので見かける機会も少なくない。そんな風にアプローチしやすい「藤野ワイナリー」。秋元さんに本音を交えながら、ざっくばらんに語っていただいた。・・・続きはボタンから
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